履歴書の「現在に至る」不要説は本当?採用担当者の本音と最新ルール
履歴 書 現在 に 至る いらないという論調が、ネット上のキャリアコミュニティやSNSで急速に拡大している。従来のビジネスマナーとされる記述を省略し、書類作成の効率化を図りたい求職者の意図が透けて見える現象だ。しかし、厚生労働省による履歴書様式の改定やWEB応募の一般化が進む現在においても、学歴・職歴欄の末尾をどう締めくくるべきかという議論は、採用の合否を分ける決定的な要素として浮上している。
選考現場において、履歴 書 現在 に 至る いらないとする個人の判断がどのような結果をもたらすのか。リクナビNEXTやマイナビ転職といった大手求人ポータルが発信するマナーガイドでも見解が分かれる中、企業側の実情を無視した自己流の省略は、想像以上のペナルティを招く恐れがある。本記事では、最新の採用市場の動向を追いながら、書類通過率を左右する事実と対策を徹底調査した。
不要説の裏にある採用担当者の本音:書かないリスクと評価の分かれ目
「現在に至る」という文言を省いた応募書類を受け取ったとき、現場の採用担当者が最初に抱くのは合理性への共感ではない。純粋な「戸惑い」だ。現在も在職中なのか、すでに前職を離れているのか、職歴の状況を一目で判別できない不透明さが生じるからだ。
ある大手IT企業の採用担当者は「在職状況の確認で余計なコミュニケーションコストが発生する書類は、どうしても後回しになりがちだ」と語る。人材サービス産業全体のデータを見ても、記載漏れと誤解されるリスクを冒してまで省略するメリットは皆無に等しい。最新説にかぶれて安易に書かない選択をすることは、書類選考の通過率をみずから下げる行為に他ならないのだ。
厚生労働省の様式改定とJIS規格履歴書がもたらした変化
近年、履歴書を取り巻く環境は大きく様変わりした。かつて標準とされたJIS規格履歴書の運用が見直され、厚生労働省が新たな推奨様式を提示したことは記憶に新しい。性別欄の記載を任意にするなど、多様性に配慮した改定が次々と進められている。
だが、こうした様式のアップデートと、職歴表記の簡略化を混同してはならない。国が示すガイドラインにおいても、職歴の連続性を客観的に証明する手段として、明確な期日表記と末尾の結びは不可欠とされている。時代が変化しても、ビジネス文書としての正確性を担保する姿勢そのものは何ら変わっていない。
「職務経歴書があるから不要」という誤解の罠
ビズリーチをはじめとするハイクラス向けスカウトサービスを利用する層を中心に、「詳細な職歴は職務経歴書に書くのだから、履歴書側は簡略化してよい」という説を支持する声がある。だが、この認識には大きな落とし穴が存在する。
株式会社リクルートをはじめとする業界大手の専門家は、履歴書と職務経歴書が果たす役割の違いを強調する。履歴書は事実関係を証明する「公的証明書」であり、職務経歴書はスキルをアピールする「プレゼンテーション資料」だ。履歴書の学歴・職歴欄において「現在に至る」で締めくくり、改ざん防止の印として右下に「以上」を置く一連の手続きは、公的書類としての信頼性を担保するための不可欠な作法なのである。
転職エージェントが直伝する「現在に至る」と「以上」の正しい配置
実務において失敗しないための配置法は極めて明確だ。日頃から数多くの求職者を指導する転職エージェントが推奨する基本パターンを押さえておけば、迷う必要はない。
職歴の最終行に企業名を記載した後、その次の行の左端に「現在に至る」と記入する。すでに退職している場合は、同じ位置に「一社目 退職」や「会社規定により退職」と明記するのがルールだ。そして、さらにその次の行の右端に「以上」と添える。この数行の整然とした配置こそが、読者である採用担当者に強い安心感と誠実な印象を与える。
書類選考の通過率を大幅に高める最新作成ルール
Web応募が主流となった現代の採用現場では、テキスト入力型のフォームであっても「現在に至る」の入力が求められるケースが多い。細部へのこだわりを捨てることは、ビジネスパーソンとしての丁寧さを欠いているとみなされるリスクと隣り合わせだ。
書類選考を突破するために必要なのは、自分本位の合理化ではなく、読む相手への配慮だ。わずか数文字の手間を惜しまず、正しい表記ルールを守ること。それこそが、ライバルに差をつけ、内定への扉を開く確実な一歩となる。 (出典: 履歴 書 現在 に 至る いらない(Yahoo!ニュース))